6月の中旬、例年より早い梅雨入りの中、山岳地帯での無視界長距離飛行にチャレンジしました。
峻険な山岳地帯でのドローンによる偵察飛行は多くのニーズがあります。災害時や積雪時の道路状況確認などはドローンでなくては出来ない任務です。
曲がりくねった複雑な渓谷に沿った道路上の安全な飛行をプランするには緯度経度に加え正確な高度情報が必要になる上、送電線などの人工物の高さも考慮する必要があります。
今回は山間地の冬期除雪限界点に地元の人達の支援を受けて基地局を設営しました。
道路地図から算出した高度情報により、道路に沿った飛行経路を作成しました。ドローンは飛行経路をロードされ全自動で道路に沿って飛行します、経路の要所要所には観測員を置きドローンの通過を確認しました。往復6キロ近くの山岳道路の状況を機体搭載カメラで詳細に記録することに成功しました。
山間地での撮影は熊や蜂などの被害も考えられるため、ヘルメットや熊鈴、蜂撃退スプレーなど万全の装備で望みました。
今回は途中に観測員を置くなどの安全対策を実施しましたが飛行経路の安全が確認されましたので、次回は人の立ち入れない積雪期間での道路状況偵察飛行にチャレンジしたいと思っております。
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